国内外のセレクトショップを中心に展開しているアクセサリーブランド「POPURI」のデザイナー金居志保さんに、押し花の魅力を語っていただきます。押し花を使ったアクセサリーもご紹介しています。
いつもそばに。 好きだから、眺めていたい。

出来上がった押し花パーツをアクセサリーにします。
押し花の印象があまりにも儚げで可憐だったので、その儚さが伝わるようなパーツを作ろうと思いました。
ヴィンテージレースや古い雑誌の切り抜き、使い道はないけれど集まった、古くて綺麗なもの。
それらの上に、うすーく樹脂を流し込み、そっと押し花を封じ込めました。
何とも愛おしいカケラが沢山出来ました。
「押し花のブローチ」
フランスの古い紙やガラスのパーツをミモザ、アジサイの
押し花と一緒に封じ込めました。
今にも消えてしまいそうでノスタルジックなブローチです。


「押し花とヴィンテージフラワーのアクセサリー」
髪飾りとしても、ブローチとしても使えるアクセサリー。
押し花パーツに合わせたのは、フランスの
ヴィンテージフラワーです。
押し花って、ヴィンテージの素材と
とっても相性が良いみたい。
「ベロアリボンの髪飾り」
こちらは、バラの花びらを使った押し花。
古い紙とレースをあわせて。
花びら1枚がとっても印象的です。
ベロアのリボンをあわせました。
髪飾りとして使っても、インテリアとして使っても、素敵です。


こちらもベロアリボンのシリーズ。
ミモザの押し花には、古いレースとミモザ色のベロアリボンを合わせてみました。
右の写真は、アトリエのカーテンにクルリと巻いたもの。
「押し花パーツのバックチャーム」
こちらもヴィンテージフラワーと、古いタッセルを合わせました。上の写真のように、香水瓶やお化粧のボトルにサラリとかけておいても素敵です。
押し花って、インテリアとして目に入るところに飾ると空間が和みます。生花ほどの主張がなくて、そういうところ、私の好きなポプリみたいです。


「押し花パーツのヘアコーム」
フランスの綺麗な色をしたヴィンテージコームに、押し花パーツ、古いボタンやガラスを合わせて。
今は綺麗な色の押し花ですが、お花の色があせた時、このコームなら良い味がでると思います。
「押し花アクセサリー アラカルト」
こちらは、お菓子の型に樹脂をながして作ったものです。
透明な樹脂の中に押し花が封入されて、お菓子のようです。クリスタルや、淡水パールなど、普段アクセサリーに使用しているパーツをちりばめました。
大きくて存在感があります。


POPURIのアクセサリー制作では、素材よりも作りたいイメージが先行して制作に入りますが、今回は押し花という素材が先にありきで、制作しました。
押し花を見た時のインパクトが強かったので、制作はスイスイと流れるように進み、まるで初めてとは思えないスムーズさ!とにかく押し花自体の持つ魅力がとても好きなものだったので、迷いがなかったのだと思います。
繊細で可憐で、すぐに吹き飛ばされてしまうような、儚い美しさです。それは、ついつい集めてしまう、古いドレスの切れ端や紙くずガラスに通じる魅力です。
POPURIではこれらの素材をしまい込むのではなくて、アクセサリーとして制作に使っています。そこには消えてしまいそうな素材に命を吹き込んだ!という喜びがあるのですが、押し花もまさに同じ。
儚いお花を、パーツとして形にし、アクセサリーとして蘇らせる事ができるのは、何ともいえない喜びです。
生まれたての押し花は鮮やかな色をとどめていますが、年月とともに色あせていくそうです。私はそこにもロマンを感じました。押し花は 宝物 という言葉がぴったりだと思いました。
















