ふわふわ和み系♪フェルトの作り方・縫い方 フェルト作りを牧場で体験!

フェルトの素材、羊毛はどうやって作られるの?そこで「まかいの牧場」協力のもと、羊の毛刈りからフェルトを作るまでの様子を写真付きで楽しくレポートします!

手づくりタウンブログでもおなじみの「まかいの牧場」で、刈り取ったばかりの羊の毛とご対面!さっそく、フェルト作りのはじまりです!

1. 羊毛刈り

まかいの牧場では春休みから5月末までの毎週末、ひつじの毛刈りイベントを行っています。イベントではどなたでも、実際に大きな毛刈りハサミを持って毛刈りに挑戦することが出来ます。

刈っていると手は「ラノリン」というひつじの脂でべとべとになります。目の内側、ひづめの間、股の間から脂を分泌する腺があり、これが体や毛に染み渡って体を保護します。化粧品やハンドクリームの原料として使われます。

次へ

2. 羊毛の選別

刈った羊毛はそれぞれ毛質が違うため、1頭ごとに袋詰め。洗毛、染めなどの処理も1頭ごとに処理されます。

※写真の1袋分が1頭分。

羊ごとにいろいろな色があり、手触りも全然違いました。
辺りには、動物の独特な臭いがたちこめています。

ちなみに、この臭いはオスの毛からしかしないそうです。

次へ

3. 洗毛

手で取れるゴミを丁寧に取り除いていきます。

次へ

固形石鹸を熱湯に溶かした石鹸水で羊毛を洗い、石鹸水に1晩つけて油分を取りのぞきます。

洗浄前→洗浄後
一晩おいた後は、ぬるま湯でほぐしながら洗います。これを2回くり返しますが、この時フェルト化してしまうので、こすったりごしごし洗ってはいけません。脱水機にかけてから干すと、洗浄の完了です。

次へ

4. 染毛

きれいに洗って乾かした羊毛をいろいろな色に染めて、毛糸にしたりフェルトにします。

次へ

左側の薄い色の原毛は玉ねぎだけで染めたもの。右の濃い色は鉄と玉ねぎで染めた原毛。

鉄を多くすると色が濃くなります。

次へ

5-1. カーディング(1回目)

染めた羊毛は繊維の方向を揃えて、ゴミを取り除くために「カーディング」という作業をします。

カーディングは、かぎ形の針が一面についた木製の長方形の板に持ち手がついたハンドカーダーという道具を、2枚1組で使用します。

次へ

ハンドカーダーの表面に羊毛を広げ、ハンドカーダー同士を合わせて繊維の方向を揃えていきます。かなり力のいる作業でした。1頭分全部をカーディングするのは大変そうです。

カーディングは機械でもできました。

次へ

ドラム式のカード機。50年も前からずっと形が変わっていないとのこと。この機械なら、一度に50gの羊毛をカーディングすることができます。

次へ

羊毛を台の上に均等に並べていくと、回転するドラムがぐんぐんと羊毛を絡め取っていきます。50gの羊毛を全て巻き取りました。

次へ

5-2. カーディング(2回目)

ドラムから羊毛を剥がしていきます。

次へ

巻き取った羊毛を広げるとこんな感じ。もう一度マシンにかけます。

次へ

2度目はシートになっているから簡単!

次へ

一度目と同様に巻き取ったら、カーディングの完了です。この後、毛糸やフェルトに加工されます。

洗毛からカーディングまで、思ったよりも大変な作業でした。

朝霧高原 富士山麓 まかいの牧場

今回取材にご協力いただいたのは、手づくりタウンブログ「今日の羊」でもおなじみの「まかいの牧場」です。広い敷地には羊だけでなく、馬や牛、ヤギ、ウサギにワラビーなど動物がいっぱい!色々な体験コーナーも充実していて、1日中ご家族で楽しめます。

http://www.makaino.com/

ページトップへ

特集一覧