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		<title>読み物｜手づくりタウン by 日本ヴォーグ社</title>
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		<description>手づくりタウンの「読み物」ページです。</description>
		<lastBuildDate>Thu, 30 Jul 2026 02:21:37 +0900</lastBuildDate>
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			<link>https://www.tezukuritown.com/contents/article/detail/2147</link>
			<category>読み物</category>
			<title>岡野栄子さん</title>
			<description>&lt;p&gt;パッチワークキルト キルター 作家 鷲沢玲子  キルトジャパン  
岡野栄子さん
【プロフィール】1946年東京生まれ。1966年文教大学短期大学部卒業。1978～90年まで野原チャック氏にパッチワークキルトを師事。その後フリーでキルト工房「バスケット」主宰。1983年アメリカンアンティークキルト展出品。1986年日本のキルトの幕開け展出品。以降展示会に作品多数出品。1996年『岡野栄子のキルトエッセイ』（日本ヴォーグ社）出版。その他著書多数。また、オリジナル作品を多数雑誌に発表している。
 
岡野さんのキルトを前にすると、そのあふれんばかりの色の洪水と、形や線の自由闊達さに飲み込まれそうになる。布と糸で描いた油絵、そんな印象を持つ。直感で大胆にはさみを入れた形は、二度と同じものは生まれない。輪郭を取る刺しゅうは、思いのままにあちこちを走り回る。
その一瞬に感覚を凝縮させ、尋常ならざる世界に自分を持っていき、エネルギーを噴出させる。まるでマラソンランナーか苦痛の末に到達するマラソンハイの状態だと、岡野さんは言う。「おいしいシリーズ」のテーマ性や、「おもしろキルト」のボタン使いなど、常にアイデアあふれる独自のキルトを発表してきた岡野さんに、創作の秘密を聞いてみた。
「私の作り方って、三つか四つの作品を同時進行させるんですよ。ミシンやキルト台のあるアトリエではどっしり座ってやる作業ですし、家では手元でできるピーシングなど。やることが場所によって違うと気分転換になって、能率が良くなるんです。いつもいつも作りたいものがあるので、トップができてしまうと、頭の中は次の作品に飛んでいきます。かといって、キルティングがつまらないというわけではなく、それはそれで楽しいのですが…」。キルトを作っていて、突然何かが見えた時は、身体中をアドレナリンが駆け巡り、時間も止まるし食べることも眠ることも忘れてしまう。この、狂気に近づく一瞬に自分を持って行き、一気に勢いに乗る。
―本文より一部抜粋―　キルトジャパン2000年11月号より
 

今や創作になくてはならないボタンの使い始めは、貝ボタンの美しさに魅かれて、キルティング代わりにしたボタン止め。かなりいたずら好きでキュートな岡野さんと、ボタンの存在は似ていて、相性がいい。アンティークのもの、現代のもの、イギリスやフランスなど旅先で求めたものなど、アトリエにはボタンがさまざま。
 

アトリエのところどころにコレクションや愛らしい小ものがたくさん。小さなミニ額は、お嬢さんの手描きの、岡野さんへの賞状。ひたすらキルト創作に人生をかけてきた母への、尊敬の念と激励の優しさがあふれている。
 
「読むキルト」の一作目となった1985年作の「娘の日記より―きょう、わたしは……」。娘、直子さんの幼少の日記をキルトに。左は日頃、書き溜めておいた文章が、キルトの中に書き写されていく。
 
『本日はお日柄も良く―Vol.4』　200×150cm
ウエディングキルトの課題に応えて作り始めたシリーズ4作目。5つのパーツで構成しながら着物の形にしたタペストリーは、それぞれのキルティングを終えた段階でこの形にまとめられる。着物として、視覚的にバランス良く映るサイズや形を生み出すのに苦心。この作品では、初めてプリントオーガンジーを使用。重ね合わせて生まれる新たな色は、まさにキャンバスに絵具を混ぜ合わせているような感覚で、発見が多くあったと語る。
 キルトジャパン編集部       &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2025/05/19 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Mon, 19 May 2025 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2025.05.19</pubDateShort>
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			<link>https://www.tezukuritown.com/contents/article/detail/2142</link>
			<category>読み物</category>
			<title>片桐好子さん</title>
			<description>&lt;p&gt;パッチワークキルト キルター 作家 鷲沢玲子  キルトジャパン  片桐好子さん【プロフィール】大阪市出身、奈良市在住。1990年第1回キルト日本展にて『傾―KABUKI』文部大臣奨励賞受賞。1992年から「キルトスペースYOSHIKO」を主宰。1993年パシフィック・インターナショナル・キルト・フェスティバルにて『風―KAZE』入選。1994年第1回個展「粋を遊ぶ展」を日本ヴォーグ社(東京)にて行う。1995年アメリカン・キルターズ・ソサイティ・アニュアル・ショー・アンド・コンテストにて『春―SPRING』入選。以降コンテスト受賞歴多数。現在は奈良、大阪の「和布でたのしむキルト教室」で教えながら、粋なコンテンポラリーアートを目指して制作中。1993年にパッチワークスクールに通い始め、飽きっぽい性格という片桐さんが、気がつけばキルトを20年以上も続けているのである。 「私、アップリケは昔から好きで、独学で40年以上もやってきました。子供たちが小さい頃は洋服や小ものにアップリケしたものをたくさん作りましたが、今でも見ると懐かしい気持ちになりますね」パッチワークスクールでは、自分が一つの課題を仕上げるまでに、早い人は3つも4つも作る。「これはついていけないわ。来月はやめよう」と思いつつ、和裁をやっていた姉の残した和布を持っていくと、それで作ってもOKと言われ、自分なりの活路が見え始めた。「もしかしたら、自分がやりたいことはこれだったのか」という思い。そして、パッチワークに、得意のアップリケを融合させた作品を作りたいと構想がふくらみ始めた。もともと布が好きだったので上達も早く、スクールに在学中から講師となった。その頃作った『傾―KABUKI』という作品が、第1回キルト日本展文部科学大臣奨励賞を受賞する「小さい頃から歌舞伎や着物など日本的なものに慣れ親しんできた下地が、自然に和布を使って日本人の美意識を表現したいという、こんな作品になったと思います」という片桐さんだが、以来一貫してこの道を追求することになった。―本文より一部抜粋―　キルトジャパン2005年1月号より裁縫道具は、底に「小林又八」と名がある昔の大工さんが使っていた木製の箱に入っている。箱のふたが上に開くので中のものが取り出しやすく、引き出しには糸や小ものが入っている。父からゆずり受けた大切な大工道具入れが裁縫箱に変わった。骨董市などで買い求めた着物の数々。着物に囲まれ「至福の時」が瞬く間に過ぎていく。『傾―KABUKI』1990年制作　200×200cm1990年第1回キルト日本展文部大臣奨励賞受賞。歌舞伎の舞台に季節感を与える花と、役者の表情を豊かにさせる小道具たちを、墨色に手染めした土台布の上にバランスよく並べてある。タイトルの「傾」は、歌舞伎の語源である「傾く(かぶく)」からとったもので、ボーダーに配置した茶色とオリーブ緑の2本線は、歌舞伎の舞台の定式幕(じょうしきまく)を表している。 『微―HONOKA』2004年制作　145×145cmインターナショナル・キルトウィーク名古屋2004「ランの花キルト」出品。片桐さんは、日本古来のランの花を探求しているうちに、熊谷草(くまがいそう)とか敦盛草(あつもりそう)と呼ばれる花に出合った。花の形が武士(もののふ)の背負う母衣(ぼろ)に似ているので、そのような名前で呼ばれている。林の中で静かに咲くその花は、武士の魂のように思えていとおしい…。
 キルトジャパン編集部       &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2025/03/02 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Sun, 02 Mar 2025 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2025.03.02</pubDateShort>
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			<link>https://www.tezukuritown.com/contents/article/detail/2134</link>
			<category>読み物</category>
			<title>鷲沢玲子さん</title>
			<description>&lt;p&gt;パッチワークキルト キルター 作家 鷲沢玲子  キルトジャパン  
鷲沢玲子さん



【プロフィール】東京都生まれ。1980年東京国立市に「キルトおぶはーと」を主宰。1987年代官山ヒルサイドテラスにて「キルトフェスタ」開催し、図録「キルトフェスタ」を出版。1992年「鷲沢玲子のパッチワークキルト入門」出版（日本ヴォーグ社刊）。その他著書多数。
 

仲間なしには語れない私のキルト

鷲沢さんは、自分のキルトワークは、生徒たちのことに触れないでは語れないと、何度も繰り返した。取材の日は、月に1回のデザイナーズクラスの教室がある日だった。13,4人のメンバーは生徒とは言っても、鷲沢さんのところに20年くらいは通っていて、自身も30～100人の生徒を持っているベテランばかりだ。

この日は、キルト展に出品するための、それぞれ大詰めを迎えた作品を持ち寄っていた。一人ひとりの大作キルトがボードにかけられるたびに、「素敵ね！」と感嘆の声が上がる。

しかし、最後に鷲沢さんの作品が掛けられると、生徒たちの感動が発せられるまでに一瞬の空白があった。鷲沢さんがよく言う「昨日よりも良い作品を作ることが、生徒たちに対する恩返し」という言葉を裏切らない、清新でどこか凛としたキルトが今回も目の前にあった。「ここにいる人たちは、子育ての頃から知り合って、その子どもの結婚、孫の誕生、夫の定年と人生の節目をキルトと共に過ごしてきた仲間なのです。キルトが一朝一夕にはできないように、この仲間も時間をかけて培ってきた信頼関係で結ばれています。私にとっては、かけがえのない仲間ですね」と鷲沢さんは語る。



鷲沢さんは、大学卒業後すぐに結婚してから2年ほどで今のお教室がある国立に引っ越した。それを機に大好きな手芸に没頭し、パッチワークと出会う。その頃は日本のパッチワークの創成期ともいうべき時期で、洋書を訳しながらの独学だったとはいえ、横のつながりもでき始め、講師ばかりのパッチワークの研究会で野原三輝さんに言われた言葉は今でも忘れられない。「僕たち、初めからパッチワークに関わってきているんだから、これを広めていく義務があるよね」「三輝さんにそう言われて、ああそうだ、楽しい世界を広めようと思いました。その後ずっと、このことを見失わないようにやってきたような気がしますね」その後鷲沢さんの「キルトおぶはーと」の第1回作品展麻布美術工芸館で開いたとき、三輝さんがそれを見て「いい指導をしているね。作品に表れているよ」と言われた。どんなほめ言葉より嬉しかったと言う。
 



『ピンウィール』2000年制作　170×196cm

“小さな布を、日常の必要な大きさまで縫い合わせる”という基本ポリシーは当初から一直線上にあり、変わっていない。たった4枚のピースからなるオリジナルデザインの繰り返しは、配色やキルティング、トラプントと一体となって、すべてが消化された透明感を放つ。
 



自分に関わった人が、関わって良かったと、思ってくれる。自分のできることでそうなるのなら、トライしてみようと思う。そんな鷲沢さんの気持ちが伝わる、デザイナーズクラスの授業風景。
 



『ダイヤモンドウェディングリング』1999年制作　203×138cm

一般のウェディングリングより分割をシンプルにして、たった4枚のピースのパターンにデザイン。中央のトラプントのは朱赤の毛糸を入れて、セピアのレースの上に置いたばらの花束を表現。“よりシンプルで、個性的な美しさを持つ”の基本的な考え方が明快なキルト。
 



『生命の木』1996年制作　150×200cm

グスタフ・クリムトが描いた生命の木の絵画を中央のキルトデザインにアレンジしたタペストリー。地球上の生物の原点だと言い伝えられている生命の木の部分には、みどり色の詰め物をし、絹にかすかなみどり色の光と香りを与えて、生命の爽やかさや力強さを表現。絹の和布のタペストリーは、鷲沢さんの母校にかけられて、生徒たちに命の賛歌のエールを送っている。
 



─本文より一部抜粋─　キルトジャパン2000年5月号より

 キルトジャパン編集部       &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2024/09/03 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Tue, 03 Sep 2024 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2024.09.03</pubDateShort>
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