伊藤みちよ×浦賀靜登のこだわりミシン対談 第3回 ミシンのトラブルについて

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伊藤みちよ×浦賀靜登のこだわりミシン対談 第3回 ミシンのトラブルについて この春、はじめる・楽しむ ミシンソーイング

人気手芸作家の伊藤みちよさんと、ミシンのプロ・浦賀靜登さんの対談を連載形式で公開!ここでしか聞けない、“目からウロコ”のミシンネタが満載です!

伊藤みちよさんのプロフィール

「シンプルでかわいい」をコンセプトに、愛着を持って長く着られる服を製作。

作品の販売や展示会も好評の人気作家。

伊藤みちよさんのウェブサイト( May Me )
http://home.c07.itscom.net/mayme/

浦賀靜登さんのプロフィール

ウラガ・ソーイング・プランニング株式会社代表。

(財)日本手芸普及協会の顧問も務めるミシンソーイングのプロ。

浦賀靜登さんのウェブサイト(キルトアイ (Quilt-eye) )
http://quilt-eye.co.jp/

第3回 ミシンのトラブルについて

―前回のお話で、普段のメンテナンスが大事なのはわかりましたが、ミシンの調子が悪くなった時の対処方法を教えていただけますか?

浦賀:まず、ミシンの針をちゃんと交換すること!アメリカでは2時間で針を変えろっていうけれど、それはちょっと難しいので、ボビンを6~7個位使ったら換えた方がいい。換えるのがもったいないって感じるかもしれないけれど、きれいに縫いたい時は針を換えた方がいいですね。

伊藤:そうそう!針がまがったりすると、糸が切れる音がする。特にダブルガーゼとかは片方の糸目がピュっと出てちゃうんですよ。針先も丸くなってきちゃうし、針って結構消耗しているんです。だから針を換えることで、本当にきれいに縫えるんです。

浦賀:針がもったいないって思うなら、フェルトにA~Dという文字を書いておいて、あまり使ってない針はAの所に、ちょっと使い込んだものはBの所に差しておくといいです。Dまで行ったら、もう針供養ですね。

「ここはきちんときれいに縫いたい」という場所にはAの針、「見えない所だし、そんなに大切な場所じゃない」という場合はBやCの針、というようにランクを付けておけば、無駄もずいぶんなくなりますよ。

伊藤:そういえば、縫っている時の音も変わってきますね。

浦賀:ミシンで縫っていてガチャガチャって音がしたら、まず上糸を全部抜いて、もう一回押さえ金を上げて、片手じゃなく、糸を右手でしっかりとめて、左手と右手で綱引きをしながら、きちんとそれぞれの場所に掛ける。

それでボビンをちゃんと入れて、確認してもう一回縫えば90%うまくいきます。

伊藤:あ、そう思います!本当にそうなんですよね!

自分でも時々縫っていて、「あれ?なんで縫えないんだろう」と思うことがあるんですよ。

そういう時は、自分が移動したり荷物を移動させている時に糸を引っかけて、知らないうちに一か所が抜けてたりとか。後は、下糸が綿ぼこりと絡んでいたり、上手く入っていなかったり。だから、一から全部きれいにやりなおすと大丈夫な時が多いです。

浦賀:九分九厘、直りますね。直るというか、正常になる。布の下に糸がぐちゃぐちゃに絡んでいるのは、ほぼ100%、上糸の問題です。

上はテンションと天秤の2ヵ所があるから、そのどちらかが外れているとおかしくなっちゃうんです。

伊藤:割と、天秤が外れていることが多いですよね。パっと見では糸が通っているように思えても、後側が外れていたりとか、実はちゃんと入ってないとか。

浦賀:ミシンから音がしても、ずっと踏んで縫い続ける人っているんですよ。元に戻った方が失敗が少ないのに無理やり進んじゃうから、後で裏を見ると糸がぐちゃぐちゃに絡まってしまっている。だから、1cmくらい縫ってガチャガチャって音がしたらすぐに止めてくださいね。

―よくあります、そういう状態!上糸が問題なんですね。

浦賀:ミシンは糸をほどくのが大変なんですよ。だから、ガチャガチャっていったらすぐに縫うのをやめることが大事!

それから、ミシンの仕組みを理解していれば、何かトラブルがあっても解決しやすいですよ。

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