テナライ通信 ブログ

「ステッチイデー創刊15周年記念 刺しゅう感謝祭」テラナイワークショップのお知らせ
2019/10/31 00:00
「ステッチイデー創刊15周年記念 刺しゅう感謝祭」の会場にて、テナライで人気の刺しゅう作家さん6名のワークショップを開催します。作家さんから直接、技法やちょっとしたコツなどを習うことができるチャンスです。 定員はお申し込み先着順となっております。 ※講習料はワークショップ当日にお支払いいただきます。 ワークショップのお申し込みはこちら <<満席になりました>> ◆11月21日(木)10:30~12:30 クロスステッチ/丸岡京子「リネンで作る・ねこのくるみボタン」 〈講習料〉¥2,400+税(材料費込み) 〈定員〉8名 物語のような世界観が人気の丸岡京子さん。目の細かい32カウントのリネンで、キュートなねこのくるみボタンを作ります。ワークショップでは1個だけ作りますが、ボタン3個分の材料をお渡しします。 ※刺しゅう枠を使用する方は、ご自分のものをお持ちください。 (約 直径2㎝) ◆11月21日(木)14:00~16:00 ビーズ刺繍/金沢ミチヨ「ハチのブローチ」 〈講習料〉¥3,000+税(材料費込み) 〈定員〉10名 ビーズ刺繍の基本的なビーズの1粒刺しと連続刺し、そしてスパンコールにビーズを重ねたステッチで小さなハチを作ります。土台の黒にきらめくビーズが際立つおしゃれなハチブローチです。 (約 縦2.5cm×横3.3㎝) ワークショップのお申し込みはこちら ◆11月22日(金)10:30~12:30 ハンガリー刺繍/井沢りみ「マチョー刺繍のオーナメント」 〈講習料〉¥3,000+税(材料費込み) 〈定員〉12名 ハンガリー刺繍の中から、2012年にユネスコ無形文化財に指定されたマチョー刺繍のオーナメントを作ります。伝統的なモチーフを現地の刺繍糸を使って刺します。ワークショップでは丸型を作りますが、卵型の材料もお渡しします。 ※紐やビーズは多少変更になる場合があります。 (丸型:約 直径4cm、卵型:約 4.5cm×5.5cm) ワークショップのお申し込みはこちら ◆11月22日(金)14:00~16:00 菱刺し/倉茂洋美「三角ピンクッション」 〈講習料〉¥3,400+税(材料費込み) 〈定員〉12名 菱刺しの地刺しと型刺しの模様をコットン糸で刺して、三角すいに仕上げます。トップにポンポンを縫いつけたかわいいピンクッションを作ります。 ※22色の刺し糸の中からお好きな色2色を選んでいただきます。 (約 8cm×9.5㎝) ワークショップのお申し込みはこちら ◆11月23日(土)10:30~12:30 どうぶつ刺しゅう/FABBRICA(ファブリカ)「羊のブローチ」 〈講習料〉¥2,900+税(材料費込み) 〈定員〉8名 素朴なリネン生地で羊の手刺繍ブローチを作ります。生地の裏にはキルト綿を重ねて少しふっくらとした仕立てに。羊がかぶっているベレー帽はお好きな色の刺繍糸を選んでいただきます。 (約 5.8cm×4.3cm) ワークショップのお申し込みはこちら <<満席になりました>> ◆11月23日(土)14:00~16:00 リボン刺繍/poritorie(植木理絵)「リボン刺繍のリースピンクッション」 〈講習料〉¥3,200+税(材料費込み) 〈定員〉6名 アンティークのような色合いが魅力の刺繍作家poritorieさん。リボン刺繍の基本的なステッチを使ってピンクッションを作ります。 (約 直径6㎝) 「刺しゅう感謝祭」ではテナライワークショップの他にも、 会場限定のお買い物スペース、特別講習会やお楽しみイベントもご用意してお待ちしています! ステッチイデー創刊15周年記念「刺しゅう感謝祭」 〈日時〉2019年11月21日(木)~23日(土) 10:30~17:00 〈場所〉クラフティングアートギャラリー 東京都中野区弥生町5-6-11 2階(日本ヴォーグ社内) 〈入場料〉¥500(高校生以下は無料) 「刺しゅう感謝祭」の詳細はこちら
手の温もりを感じる手仕事 「ハンガリーの伝統刺繍」
2019/10/30 00:00
今年、日本との外交関係開設150周年となるハンガリー。それを記念して、ハンガリーにまつわる音楽や映画、展覧会などのイベントが日本各地で開催されています。
テナライでは、ハンガリーの首都ブダペストで3年半暮らし、現地でハンガリー刺繍を学んだ井沢りみさんのレッスンを開講中。ハンガリー各地に残る、様々な伝統刺繍の魅力を伺いました。
写真・文/井沢りみ
ヨーロッパのほぼ中央に位置するハンガリー。波乱の歴史をたどりながら、独特の風習や文化を築き上げてきました。 首都ブダペスト。王宮の丘から見下ろすドナウ川は息を飲む美しさ。
民族衣装などに見られる美しい刺繍のモチーフは地域ごとに異なり、どれも温かく魅力的なものばかり。旧ハンガリー領の地域のものを含めると30種類以上もあります。ハンガリーで暮らしていたとき、色とりどりのクロスや民族博物館に展示されている多様な刺繍の美しさに魅了されました。
ハンガリー各地に残る、多彩な伝統刺繍をいくつかご紹介します。
カロチャ ハンガリー南部のカロチャで発達した刺繍。野の花を束ねたような鮮やかな色彩で知られています。 カロチャのお祭りにて。民族衣装を着てダンスに向かいます。
ボリュームのあるスカートに重ねる、刺繍でたっぷり飾ったエプロン。
カロチャ刺繍の特徴のひとつであるミシン刺繍(リシェリュー)。
マチョー バラや鳥の図案が可愛らしいマチョー刺繍。2012年にユネスコ無形文化財に指定されました。 刺しかけのマチョー刺繍。糸の重なりで彩られていく様子にワクワクします。
マチョーのお祭り。女性たちは自慢の刺繍の前掛けをスカートの上に重ねています。
シオーアガールド ハンガリー南部のシオーアガールド村の刺繍。縁にほどこすアイレットが特徴的です。 青いアイレットエッジが効いたシオーアガールドの民族衣装。
シオーアガールドのワッペン。似たモチーフですが、少しずつ違って楽しい。
ハンガリー全土の刺繍を教えるカロチャ出身のJenei Anikó(イェネイ・アニコー)先生に出会い、ハンガリー各地の刺繍を教えていただける機会を得られたのはとても幸運なことでした。図案や技法が地域ごとに異なり、これだけの種類の刺繍が伝統を守って受け継がれてきたことに驚きを感じます。
テナライのレッスンでは、かつてハンガリー領だったトランシルヴァニア地方の刺繍も含め、図案や技法が特徴的な6種類の伝統刺繍をお楽しみいただけます。様々な種類のステッチをひとつひとつ習得していく喜びを感じていただけると思います。
祖母から孫へ、母から娘へと受け継がれてきた伝統の手仕事をぜひお楽しみください。
 
緻密な刺しゅうが生み出す 艶やかな毛並みの小さな動物たち
2019/10/15 00:00
耳飾りをつけたウサギさんの愛らしい表情と毛並みに、思わずうっとりしてしまいませんか? 10月23日(水)に発売される「森本繭香さんの野の花と動物の刺繍レッスン」では、リスやウサギ、ネコ、シマエナガなど、野の花に囲まれた小さな動物たちの刺しゅうを楽しむことができます。 小さな動物の毛並みや表情をリアルに表現する刺しゅう作家の森本繭香さん。自然に囲まれた北海道で生まれ育った森本さんならではの動物刺しゅうの世界が広がります。 レッスン2では札幌の公園で手乗りをした「シマリス」をモチーフにしたティッシュケース(森本さんの手もちょっと見えています!)。口にドングリをほおばってモグモグしている表情がそのまま刺しゅうされています☆彡 シマリスはこの長い指でドングリを持ってかじって皮むきをします。 レッスン5は雪の妖精と言われる「シマエナガ」のポーチ。ふわふわポヨポヨの真っ白の羽毛で包まれた丸いフォルムとつぶらな瞳を再現しています。 「動物たちの毛並みを刺しゅうで再現するために、絹糸を使ったりいろいろなステッチを試したり試行錯誤して、ようやく自分の納得のいく刺し方にたどり着きました」という森本さん。難しそうに見えるリアルなグラデーションですが、図案に沿って重ねて刺していけば初心者の方でもできるそうです。 基本は2本取りのステッチで大まかに刺し埋めてから、1本取りのステッチで表面を整えて艶やかな質感を再現しています。ウサギのほっぺやシマエナガのおしりは、さらに同系色の違う色の糸を重ねて刺すことで陰影をつけ、立体感を出しているんですよ! 「動物刺しゅうは刺しゅうよりも動物の図案を写すのが大変なんですよね…」という、初めてお会いした時にお聞きした森本さんのつぶやきが忘れられず、キットの布はすべて図案が印刷済みにしてしまいました☆ 届いたらすぐに刺し始められる何とも嬉しいキットなのです。 回を追うごとに動物の綺麗な毛並の流れを作るテクニックが身につくようになっているこのレッスン。 森本さんのステッチテクニックと手縫いで作れるソーイングを学びながら、うっとりするような刺しゅう小物作りをお楽しみください。