仕事柄、作家さんからご自身の作品を頂戴する機会も少なくない。
1990年代は特にアメリカからキルターやトールペインターを日本にお招きして講習をお願いする機会があり、彼女たちからお手製の作品をいただいたものだ。
故人になられた方もいらっしゃり中野本社内に飾られている作品を眺めては当時を想い出すこともしばしばである。

当社3階の通路を飾る海外作家さんよりいただいた作品の数々

こんなユーモラスな作品もいただきました
手づくりのプレゼントは、世界で唯一のものだけに受けとった時の感激はひとしおである。特に自分の子供が小さい時に書いてくれた似顔絵や夏休みの手づくりの作品は大事にとってある方も多いと思う。
ただ、一方でちょっと好みが違うものを頂戴した時は、やや困ってしまうこともあるようだ。せっかくのお気持ちでもあるからとありがたく受けるものの飾ったり、身に着けたりにちょっと違和感を覚えたことがある人もおられるだろう。
喜びと困惑、手づくりプレゼントは相手を考え、出来栄えも考えるとなかなか難しい面もある。
ただ、技術的な点だけでなく想いとそれにかけた労力を考えると、まさに「唯一無二」×「気持ち」=最高のプレゼントになる。
もう30数年も前になるがキルト界の黎明期に先代はキルト市場の活性化への情熱をたぎらせ、様々な事業を次から次へと手掛けていた。(そのため編物先生がたからは、疎まれた・・・)
今ご活躍の作家さんや講師の方たちも、未来への希望に満ち満ちていた。
そして先代が「古希」を迎えるにあたり「社長(当時)、想い出のネクタイでもうされないものが何本かありますか?」と。
その数か月後「古希お祝いネクタイキルト」に喜色満面の先代がスナップに収まった。

1992年、当時の社長室にて
そして私の「還暦」では、やはり想い出ネクタイのリクエストをいただいた。
裏面には、「祝・還暦 塾長に首ったけ」と。(私はキルト塾の塾長でもあります)



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