ギャラリー
今回のテーマ:ステンドグラスキルト
毎回異なるテーマごとに、見ごたえのある素晴らしい大作のキルトをご紹介する本コーナー。キルトジャパンWEBでは、本誌で見られなかった作品の部分アップの画像を特別にご覧いただけます。
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武田京子
『紬つないで、花のビッグ・ウェーブ』226×234cm
コメント 古い紬を素材として、ステンドグラスキルトの技法で、大好きな花遊びを楽しみました。花たちは躍動を続け、ビッグウェーブを形作りました。縫い進めたエコーキルトの終わりには、はからずもハートが生まれてくれました。見て頂いた方に元気と温もりが届いたら嬉しいです。
プロフィール 30年前に地元のパッチワーク教室で3年間基礎を学び、その後独学で続けている。2014年国民文化祭キルトフェスティバルで「グランプリ」、2019年東京国際キルトフェスティバル「準日本キルト大賞」受賞。秋田県能代市で「キルトサークル縫夢」主宰。
テクニック リバースアップリケ、ハンドキルティング
素材 紬、綿ブロード
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廣井美津子
『窓辺』212×180cm
コメント 友人とキルトの話や情報交換の場所として長年通っている建物のドアに、素敵なアンティークのステンドグラスがありました。色鮮やかなポインセチアの鉢を見た時に、ステンドグラスと結びつき、窓辺の様子をイメージして作品にしてみました。
プロフィール ハーツ&ハンズにてパッチワークを始める。夫の海外勤務の中断を経て再開。パートナーの資格取得後、「キルトストーリー」を主宰。沢田淳子氏に師事し、グループキルトの制作に参加。コットン、和布、幅広いパッチワークキルトのテクニック、配色を楽しんでいる。
テクニック ピーシング、リバースアップリケ、ハンドキルティング
素材 綿
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八木下千秋
『奉祝令和』145×120cm
コメント 新しい時代「令和」を花火で表現しました。大輪の花火がキラキラと散る様にはたくさんのビーズを使用しました。現在、世界中がコロナ禍で大変な毎日ですが、花火のような華やかな日常が1日も早く戻りますように。
プロフィール 神奈川県横浜市在住。母の影響で幼少期からいろいろなクラフトを作成し、手作りに関するさまざまな体験をする。素材・手法にこだわらずカラフルな作品を作ることが好き。キルト歴約12年。安曇野キルト公募展2020・タペストリー部門審査員賞受賞。EPM、AQS等国内外のコンテストで入選。
テクニック ピーシング、キルティング、アップリケ、リバースアップリケ、刺しゅう
素材 綿、ビーズ、飾り糸
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永利ミチ
『息子家族への応援歌』105×150cm
コメント 北海道でゼロから酪農を始めて頑張っている息子家族へ応援歌(エール)を届けたいと思い制作しました。手前の方は春の北海道に一斉に花々が咲き始め、動き出したガーデンをイメージし、石垣の向こうには広大な土地にまっすぐな道、そしてポツンとたたずむ息子家族の牧場を描いています。
プロフィール 福岡県大野城市の生涯学習事業パッチワーク教室で14年間レッスンを受ける。2年前よりキルトショップANNEにて習い始める。2020年東京国際キルトフェスティバルトラディショナルキルト部門に入選。
テクニック リバースアップリケ、アップリケ、キルティング、刺しゅう
素材 綿
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静岡県立藤枝北高等学校 手芸部
『海街 Adventure』217×217cm
コメント 『誰も知らない海の街、イルカたちが仲良く泳いでいる。楽しいおしゃべりが聞こえてきそう。ワクワクして海街に引き込まれていく』いくつかのパターンを取り入れ、鮮やかな色づかいにステンドグラスキルトの黒でメリハリをつけました。手芸部16名によるオリジナルデザイン。7カ月かけて完成させました。
プロフィール 「仲間との一体感を味わって」という顧問の島田先生の提案を受け、7年前より共同制作キルトを手掛けている。毎年一作品を仕上げ、日本キルト大賞、キルト&ステッチショー、AQSコンテストなどに応募、入賞・入選している。部員たちは、高校入学後初めてパッチワークキルトに出会うも、多くの技法を身につけ力をつけている。
テクニック ハンドピーシング、ハンドアップリケ、ハンドキルティング、刺しゅう
素材 綿
指導 島田倫江