ギャラリー
今回のテーマ:赤
毎回異なるテーマごとに、見ごたえのある素晴らしい大作のキルトをご紹介する本コーナー。キルトジャパンWEBでは、本誌で見られなかった作品の部分アップの画像を特別にご覧いただけます。
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西谷菊絵
『おしゃべりな小鳥たち!』195×193cm
コメント 赤と白シンプルな2色の作品は2作目。市松模様を基盤に鳥のファミリーのお話しをしましょう。生まれて初めて外に出た小鳥たちは興味津々。体を寄せ合っていると、兄鳥が「こっちにおいで、ママも少し上の枝にとまっているよ」「パパは?」「となりの大木の枝にとまって見守っているよ」と。そんな話を布に置き換えて…。
プロフィール 北海道在住。2001年より吉田恵子氏の教室に通い始める。インターナショナルキルトウィーク横浜2003年奨励賞・2005年グランプリ・2009年優秀賞・2011年優秀賞、2016年東京国際キルトフェスティバル入選、2021年キルト日本展佳作をそれぞれ受賞し、現在に至る。
テクニック ハンドピーシング、ハンドアップリケ、ハンドキルティング、刺しゅう
素材 コットン、刺しゅう糸
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笠井紀枝
『レッドワーク 思い出』220×186cm
コメント 斉藤先生のスクエアミックスのタペストリーをヒントに、私も2色使いで作りたいと思い制作。幼い頃、母が姉とお揃いの赤に白の模様を編み込んだ手編みのセーターを作ってくれた事を思いながら縫い進めました。ピースワークとアップリケに刺しゅうを重ねて、2色使いでも深みを感じられる作品になりました。
プロフィール 山梨県在住。斉藤謠子氏に師事。2004年、東京国際キルトフェスティバル入選(トラディショナル部門)。1999年より都留市の自宅にてキルト仲間と集い、励ましあいながらキルトを楽しんでいる。
テクニック ハンドピーシング、ハンドアップリケ、ハンドキルティング、刺しゅう
素材 コットン
指導 斉藤謠子 キルトパーティ
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小野寺伸子
『我が家の祝い事』136×136cm
コメント 亡き母が用意してくれた赤い絞りの着物を実際に着たのは1度だけでした。このまま箪笥の肥やしにしてしまっては申し訳ないと思い、キルトに仕上げました。以降、お正月だけでなく、娘の結婚披露宴や孫の初節句の飾りとして、我が家の祝い事に彩りをそえてくれています。
プロフィール 千葉県在住。藤井彩代子氏に師事。ハンド暦数年を経て、ミシンキルト歴8年。トラディショナルパターンやアップリケを基本として、日々の生活に根付いたキルト作りをしている。
テクニック ミシンピーシング、ミシンアップリケ、ミシンキルティング、刺しゅう
素材 和布(絞り)、コットン
指導 藤井彩代子