あ
- アイーダ
- 平織りで、織り糸のすき間が正方形に格子状になっている布。
- アッシジワーク
- クロスステッチを応用した伝統的な技法で、図柄のまわりに輪郭となるステッチを刺し、刺していない部分が絵柄になる方法。
- アップリケ(Applique)
- フランス語のAppliqueに由来した言葉。「貼りつけた」、「のせた」の意味で、土台となる布の上に、切り抜いた布を置いてまつりつける手法のことをいいます。
- インサーション・ステッチ
- 2枚の布を少しすき間をあけてつなぐ、装飾的なオープンワークのステッチ。もともとは細幅の手織りの布をカーテンやベッドカバーなど、大きな布につなぎ合わせる技法として使われていました。
- オープンワーク
- 布を切り抜いて穴をあけたり(カットワークや英国刺しゅう)、糸を切り抜いたり(ドロンワーク、プルド・ステッチ)、すき間をあけて布をつないだり(インサーション・ステッチ)した空間を生かした技法。
- 奥たてまつり
- アップリケやバインディングの始末の時などに使う縫い方で、針を縦に入れて、針目が見えないように奥の方をまつる技法。
か
- カウント
- 平織りの布の2.54cm正方に入っている織り糸(穴)の数。
- カットワーク
- 自由刺しゅうの一種で、図柄のまわりに細かく刺しゅうをして、そのステッチにそって部分的に布を切り取る技法。
- キャンバス
- 決まった数の織り糸、または双糸が入っている織布。
- キャンバスワーク
- 織り糸の本数を数えて、織り糸には針を刺さないで、織り糸の間をすくって刺す規則的なステッチのことをいいます。
- ぐし縫い
- 運針(ランニングステッチ)とも呼ばれる基本的な縫い方。2枚の布を縫い合わせた時、両方の布に同じような針目が出るように、細かく縫います。
- クルーエルワーク
- 自由刺しゅうの一種で、無地の布にウール糸を使って先の細いクルーエル針で、写したり転写した図案にそって刺す刺しゅうです。
- クロスステッチ
- 縦横の布目が同じで数えられる布を使用し、ステッチは糸を交差させて×の形に刺したものです。
- ゲージ(刺しゅう)
- キャンバス地の2.54cm正方に入っている織り糸の数(マス目の数)。
- コーチング
- 糸やコードを布の表において、別糸のステッチでとめていく技法。
さ
- 実物大型紙
- 実物と同じ大きさに製図した、そのまま使える型紙のこと。
- シャドーワーク
- 自由刺しゅうの一種で、透ける生地に裏から図案を刺して、表に図柄を影のようにぼんやりと見せる技法。
- 自由刺しゅう
- 織り糸を数えて刺すのではなく、図柄にそってステッチを刺す技法。
- スカラップ(Scallop)
- スカラップとはほたて貝を意味し、ほたて貝の貝殻の縁に似せた波形の模様のことをいいます。
- スタンプワーク
- 図柄をいろいろな種類のステッチや技法を使って、浮き彫りのように『写実的』に表現します。
- スモッキング
- 布に細かいひだを寄せ、その折り山に装飾ステッチを刺す技法です。
た
- ターキーワーク
- 平織りの布に列の間をつめて刺す目のつんだループ状のステッチで、ループを切ることもあります。
- 千鳥がけ
- “千鳥かがり”“千鳥ぐけ”ともいい、糸を斜めに上下で小さく交差させながら、左から右へかがり進むこと。
- >地直し
- 布地を裁断する前に、布目のゆがみをとったり、アイロンや洗濯での縮みを防ぐために行います。水通しをしたり、霧をたっぷり吹きかけたあとにアイロンをかけたりと、素材によって方法が違います。
- 土台布
- アップリケや刺しゅうなどをする場合に、土台となる布のことをいいます。配色を引き立てる役目があります。
- ドロンワーク
- 織り糸を数えて刺す技法で、織り糸の一部を抜き、残った糸をステッチで束ねて装飾したもの。
な
- 抜きキャンバス
- 湿らすと糸が抜けやすくなるキャンバス地で、無地に織り糸を数えて刺すステッチに使用します。
は
- ハータンガーワーク
- 織り糸を数えて刺す技法で、糸をカットしたり、抜いたりした幾何学模様のオープンワークです。
- バリオン
- 細かいバネのように内側が空洞になったコイル状のメタル糸。
- ブラックワーク
- ストレート・ステッチを組み合わせた模様で、濃淡を生かして図案を効果的にうめる技法です。
- プルドワーク
- 目の粗い布の織り糸の本数を数えながら刺すステッチで、ボリュームのあるステッチと織り地の穴を効果的に模様に生かす技法。
- ペネロペ
- しっかりとした布で縦横とも双糸で織られているキャンバス地(ダブルメッシュ)。