はさみは用途によって使い分けましょう。布を裁断する時は切れ味のよい布切はさみを、糸始末には糸切はさみを、型紙など紙を切る時は紙切はさみを使います。布切りはさみで紙を切ると刃が痛み、切れなくなるので、絶対に止めてください。

布に印をつける時に使います。布の間にチャコペーパーをはさんでルレットで印をつける方法や、水で消えるインクタイプのものなど、用途に応じて合ったものを選びましょう。

採寸をしたり、布の用尺を測る時に使います。曲線部分を測るのにも便利です。

製図をひく時、布に型紙を写す時、縫い代をつける時に使用します。50cmの方眼定規は平行に線が引きやすく、長さもあるので1本あるととても重宝します。

まち針は仮止めをする時に必要です。縫い針とミシン針は布の厚さや種類によって使い分けをします。何種類か入っている便利な縫い針セットも流通しています。

布同士がずれないようにしつけをかける時にしつけ糸を使います。手縫い糸、ミシン糸は布の厚さや種類によって使い分けます。

リッパーはボタンホールの切り込みやミシン目をほどく時に使います。
目打ちは角を整えたり、失敗した縫い目をほどいたり、ミシンがけの時に布を押さえたり、とソーイングには必要不可欠な道具です。

シワをのばしたり、縫い目を整えたり、縫い代を折ったり割ったりする時にアイロンを使います。作業の要所要所でこまめにアイロンをかけることで、よりきれいな仕上がりになります。温度調節、スチーム機能、底がテフロン加工などされているものがおすすめ。布によって温度やスチーム、ドライなどの調整を行ってください。

ミシンにはさまざまな種類があります。安価な家庭用ミシンから、直線縫いだけでなく模様縫いといった便利機能満載のコンピューターミシン、プロ仕様の工業用、職業用ミシンなどがあり、目的に合わせたミシンを選びましょう。