編み物[棒針編み]基本のき - 編み物 基本のき

編み物の用具と材料

美しい編み地をつくるには、糸の太さやタイプに合った針を選ぶことが大切なポイントです。

素材の糸の太さや形態を表わすのに極細、中細、並太、極太、超極太、ファンシータイプ、モヘアタイプなどさまざまな表現が使われておりますが、素材に合った編み針の太さについては糸についているラベルの表記を参考にします。

玉つき2本針

棒針の太さは軸の直径で決められ、号数で表示されます。
0号から15号まであり、数字が大きくなるに従って太い針となります。
15号より太い針はジャンボ針といい、「ミリ」で表わします。
一方に玉がついていますので、端の目がはずれません。平編みの時に使います。

4本針・5本針

平編みや輪に編む時に使います。

輪針

輪に編む時に使いますが、平編みの時にも使えます。
袖口用の短いサイズから身頃用の長いサイズまで揃っています。

アフガン針

アフガン編みは棒針編みとかぎ針編みをミックスさせた技法で、棒針の先にかぎのついたアフガン針を使って「往き(いき)」と「もどり」の1往復で1段になります。
「往き」の糸が縦に、「もどり」は横に組み合わされます。
編み地は編み目が整然としてわかりやすく、伸縮性が少ないかわりに伸びやだれ、縮みがおこりにくい性質があります。
糸やゲージ、素材の変化で面白い表情を見せるアフガン編みはとても楽しい編み物です。

魔法の一本針

かぎ針のように見えるたった1本の針から、棒針編みやアフガン編みまでさまざまな編み地が生まれます。
全く新しいツール(道具)の秘密は針に通したコードです。このコードのおかげで目を落とすこともなく、初めての方でも手づくりが楽しめます。

かぎ針

かぎ針編み、および作り目や、とじ・はぎをする時に使います。
かぎ針の太さは号数で表わし、2/0号から10/0号まであり、数字が大きくなるに従って太くなります。10/0号より太いかぎ針は「ミリ」で表わします。
かぎ針編みに使用する糸は、レース糸、サマーヤーン、中細から極太までの毛糸など、ストレートな糸ならどんな糸でも編むことができます。

レース針

サマーヤーンやレース糸用の針で0号から14号まであり、数字が大きくなるに従って細くなります。

キャップ

棒針の端につけて、編み目が針からはずれるのを防ぎます。

目数リング・編目リング

輪編みのときの段の境目、目数が多いときの目安、模様編みの位置などの目印として、棒針に通して使用します。

段数リング

段数の目安として使用します。目数リングのようにも使用できます。1~2目休ませたい時にも便利。

ほつれ止め

衿ぐりなどで中央の目をいったん休ませる時などに使います。

なわ編み針

交差模様を編む時に使います。

とじ針

とじ・はぎ・ゴム編み止めなどをする時に使います。

編み物用まち針

とじ・はぎ・ゴム編み止めなどをする時に使います。

メジャー・ものさし

メジャーは作品の寸法を測る時に、ものさしはゲージを測る時に使います。

ゲージメジャー・ニットゲージ

10×10cmのゲージに合わせて目数・段数が計算できます。

糸のラベルの見方

自分の編もうと思っているデザインに近づける一番の早道は同じ糸で編むことです。
でも手持ちの大好きな糸で編みたい、どうしても違うメーカーの糸で編みたいという時は、まず同じ太さであることを確かめます。
その目安になるのは糸についているラベルです。
ラベルに表示されている糸長がだいたい同じであることが大切なポイントです。
ラベルはメーカーによって、表示の仕方に違いはありますが、内容は大体一緒です。
編みたい作品のつくり方にある糸の糸長と重量の割合が同じであれば、おおよそ同じ太さの糸と言えます。たとえば、糸長が100mで50gの糸と、糸長が80mで40gの糸は、おおむね同じ太さです。
糸のラベルに記載されているメーカーの推奨する適合号数は、あくまでも目安とお考えいただいてよいと思います。ご自分のゲージやつくりたい風合いなどによって調整してみてください。

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