作り目の仕方 ─ かぎ針編み

作り目は、編地の種類によってかぎ針の号数を1号から2号太くします。

作り目のかぎ針の号数

模様の種類

作り目の号数
(編地の号数との差)

細編み 2号太く
長編み 2号太く
方眼編み 1~2号太く
ネット編み 同じ~1号太く
一般的な透かし編み 1~2号太く

鎖編みの作り目

  • 鎖編みの作り目

    1かぎ針を糸の向こう側にあてて、矢印のようにかぎ針を一回転させ、糸を巻きつけます。

  • 鎖編みの作り目

    2糸の交点を親指と中指で押さえて、矢印のように針先を動かして糸をかけます。

  • 鎖編みの作り目

    3輪の中から糸を引き出します。

  • 鎖編みの作り目

    4糸端を引き締めます。

  • 鎖編みの作り目

    5引き締まった部分が最初の目です。
    この目は、作り目の数に含めません。(針にかかっている部分が1目めになります。)

輪の作り目

  • 輪の作り目

    1人差し指に糸を2回巻きつけます。

  • 輪の作り目

    2輪にした糸を親指と中指ではさんで押さえ、糸の長い方を人差し指にかけて、輪の中から糸を引き出します。

  • 輪の作り目

    3もう一度糸をかけて引き出します。

  • 輪の作り目

    4輪が崩れないように引きしめます。

  • 輪の作り目

    5針に糸をかけて引き抜きます。

  • 輪の作り目

    6立ち上がりの鎖編みが1目編めました。

輪の作り目(立ち上がりをつけて円に編む方法)

参考図書「基礎シリーズ 新・棒針あみ改訂版」 日本ヴォーグ社刊